もとは中央市場と呼ばれていて、戦後の闇市がルーツとのこと。
昔からある立ち食いそば屋「丸富」の脇から横丁を入っていってすぐ、丸い大きな提灯に大きく「二代目」と書かれている居酒屋があります。その名も「居酒屋二代目」。
ここは20年以上前、私が学生のころによく通った「やまびこ」という居酒屋が店じまいしたあとに入りました。
内装はほとんど昔のまま使われています。
狭いカウンター、そして奥の狭い階段を上がって2階の座敷、というつくり。
今回はカウンターで。
ふと前を見ると、おもしろいものが。
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XZ-2, P3117379 |
・・・?
これはいったいどういう意味だ?
ということで、店主に訊いてみました。
まず、「春夏冬」・・・「秋がない」ので「商い」つまり「商売」ですね
そして、「二升五合」 ・・・「二升」は「ますます」、「五合」は「一升の半分」つまり「半升」、あわせて「ますますはんじょう(繁盛)」です
「商いますます繁盛」
となります。
「春夏冬」のところを「一斗」にして「一斗二升五合」とする場合もあるようで、このときは「一斗」は「五升の倍」なので「ご商売」と読みます。
実におもしろいですね。