2015年12月20日日曜日

日当たりが明暗を分ける? -2015/11/19

東北大学片平キャンパスの「Eエリア」には、かつて野球もできるくらいの運動場(グラウンド)があり、その北側「Dエリア」はとても日当たりのよい場所でした。

しかし、今ではその運動場もなくなって建物が建ち並んでいます。
Dエリアの南端に、2本のイチョウの木が立っています。

しかし、建物のせまい隙間から射し込む朝日を受けることができるのは西側の木のみ。

XZ-2, PB195209
 写真奥のイチョウは朝日を浴びて、黄色く輝いています。
一方、手前のイチョウは日が当たりません。

XZ-2, PB195208
建物の窓に映るイチョウの木の姿。
はっきりと日当たりの明暗を分けています。

時間が経つと、建物の向こう側にある太陽は写真の右へ向かって動いていき、まったく直射日光は射さなくなります。

日当たりに恵まれないイチョウは、葉の色づきもすぐ隣の木とは対照的です。
「むかしは一日中日が当たっていたのになあ・・・」なんて、ぼやいているかもしれません。

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