2024年1月23日火曜日

東北大片平キャンパスの早咲き白梅、開花 -2024/01/23

東北大学の片平キャンパスはけっこう広いです。
大学のキャンパスマップを見てみると、「A」から「G」までなんと7つのブロックに分けられています。その左上(北西)角にあるのが「A」エリア

隅の隅、ちょっと尖った角は西側が片平丁通り、北側が柳町通りの西端に接しており、登録有形文化財に指定されている旧東北帝国大学理学部生物学教室の建物があります。

その東隣には、やはり北側を柳町通りに接して東北大学片平会館(東北大学職員の研修所、短期滞在の宿泊施設)があります。

これらの建物の南側、西の片平丁通りに接するエリアは駐車場になっていますが、その東にはさまざまな樹木や草花が植えられていたり野草として生い茂ったりしています。

実はこの東北大学片平キャンパス「A」エリア、かつて東北帝国大学の理学部生物学教室があり、その植物標本園があった場所が、いまでも一部そのままに(?)残されているというわけです。

生物学教室の建物は、いまは東北大学とともに放送大学でも使用されています。

南側の駐車場周辺には、仙台市の保存樹木に指定されているメタセコイアの木、そして一対の梅の木と桜の木が立っています。

梅の木は白い花をつけるのですが、日当たりが良いからかほかの場所にくらべて開花が早いので、花のシーズンが近づいてくるとまずこの木をチェックするようにしています。

だんだんつぼみもふくらんで、先に白い点が見え始めていましたがついに今日、最初の花がひとつ開きました。

朝の段階では、まだ開いている花はなかったのですが「あと一息」という花はありました。

XZ-2, P1234909

これはちょうど目の前に垂れ下がっている枝の先についていて、開けば注目を浴びそうなつぼみです。

XZ-2, P1234912

こちらはちょっと高い位置にありますが、花びらがめくれ始めていてもう開花寸前です。

お昼に、もしかしたらと期待しながらもう一度見に行ってみると・・・

XZ-2, P1234916

開花第一号の花。となりのつぼみももう間もなくです。
仙台では、梅の花の時期は3月下旬から4月上旬、条件によっては桜の花と花期が重なって、一度に両方の花を楽しむことができる年もあるのですが、1月のこの時期はやはりかなり早めの開花です。

XZ-2, P1234918

手前が梅の木、向こう側に桜の木、奥には登録有形文化財の旧東北帝国大学理学部生物学教室の建物です。
今はまだ目を留める人もいませんが、これから白い梅の花が次々に開けば、足を止めて見上げる人も出てくるでしょう。

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