片平消防署と道路を挟んで北向かいにあり、西には馬上蛎崎(うばがみかきざき)神社、東には緑水庵茶室&庭園があります。
仙台市HPの紹介では、良覺院丁公園=緑水庵という扱いになっていて、肝心の公園について説明がまったくありませんが、ブランコやジャングルジムなど子供向けの遊具がある、文字通りの公園が奥のほうにあって、手前にはちょっとしたベンチがあったり、公衆便所があったり・・・というこざっぱりした公園です。
南側の道路(五ッ橋通り)に面して植え込みがあり、ボケやヤツデ、オオイヌノフグリやタネツケバナ、キュウリグサなどの野草も楽しめます。
さて、この日は真夏らしく暑かったのですが、お昼からは曇ったりして少し過ごしやすくなりました。
お散歩で通りかかった良覺院丁公園で、一斉に咲いている薄ピンク色の花が目に留まりました。道路の反対側を歩いていたのですが、思わず信号を渡って公園のほうへ向かってしまうほど目立っていました。
あとで調べてみると、これはシモツケ(下野)という名前なのだそうです。名前の由来は、「下野国に産したから」・・・単純明解というか、適当というか、ひねりがないというか、なんともかんたんにつけられてしまった名前ですね。
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背景に見えているのは馬上蛎崎神社の境内です。
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かなりしっかりと濃い色です。
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ウィキペディアによれば、「北海道から九州にかけての日本各地、朝鮮および中国の山野に自生する。」とありますが、「成木の樹高は1mほどであり、初夏に桃色または白色の集合花を咲かせ、秋には紅葉する。」と、あまり大きくならず、夏には花を楽しみ秋には紅葉が楽しめるというところから、「古くから庭木として親しまれてきた。」というのも納得です。また「耐寒性が強い」ともあり、そんな点からこの良覺院丁公園にも植えられているのでしょう。
これだけ咲いていても、それほど香りはしませんでした。イボタノキやネズミモチなどのモクセイ科の花のような強い香りを出すものとは大きく違いますね。
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