2013年5月6日月曜日

瑞鳳寺訪問 -2013/03/12

3月中旬、いつものお散歩コースからちょっと脚を伸ばして、霊屋(おたまや)方面まで行ってみました。
伊達政宗公の廟所、瑞鳳(ずいほう)殿に上がる坂の途中に瑞鳳寺があります。

まず、バス停があるふもとから坂になる手前、右手を見ると、たしか古い団地みたいな集合住宅があった場所が・・・

OLYMPUS XZ-2, P3121006
ぐるりと白い板で覆われています。これはいったい何事か?

OLYMPUS XZ-2, P3121007
震災復興事業の一環として、古い建物を壊して新しい公営住宅を建てる、ということなんですね。
震災からまるまる2年、まだこんな段階なのかとあらためて考えさせられます。

さて、ここから坂の勾配がきつくなり、左手に瑞鳳寺の門が見えてきます。
この瑞鳳寺、これまでも

2012年4月23日
2012年7月21日

に訪ねたときの様子を、このブログで紹介しました。

今回は、門を入って正面にある本堂、その左手に見つけた目立たない看板、これがスタートとなります。

OLYMPUS XZ-2, P3121015
 文字がとても読みにくいですが、
「茶室 瑞新軒 この奥 瑞鳳寺」
と書いてあります。

なんと、茶室がこの奥に?
何回かここには来てますが、そんなことぜんぜん知りませんでした。

本堂横をぐるっと回ってみます。すると、

OLYMPUS XZ-2, P3121011
仙台市の保存樹木になっているヒガンザクラがどーんと一本。
残念ながら時期が早くて花はありませんでしたが、ヒガンザクラといえばソメイヨシノより少し早い時期に咲く桜ということだそうです。
いちど咲いているところを見てみたいものです。

さて、そのヒガンザクラの向こう側に、目指す茶室があるのでしょう。期待が膨らみます。
・・・!

OLYMPUS XZ-2, P3121012
あった!・・・けれど、かなり痛んでいるような。

OLYMPUS XZ-2, P3121014
ちょっと壊れてたりして。
これも震災で・・・?

今、茶室として使われているのか?と思ったら、東北大学学友会茶道部がときどきここでお茶会を開いているそうです。

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