2013年5月6日月曜日

石垣のタネツケバナ -2013/03/15

先の記事で紹介した、「石垣のあいだから花を咲かせるタネツケバナ」ですが、その後雪が降ったり、また暖かくなったり天気の変化が激しい日々が続き、そして一週間後。

OLYMPUS XZ-2, P3151050
 石垣のタネツケバナはどんどん花を咲かせて、この写真のようにもうすでにたくさん実をつけたものもちらほらと。

この実、熟すとパチンとはじけてタネをまき散らします。
こんな石垣のあいだでは、うまく着地させることは至難の業と思います。地面に落ちても舗装した歩道の上では発芽は困難、なんとか石垣のキワの土の上に着地できれば育つことも可能でしょうが・・・それにしても、どうやってこんなにたくさんのタネツケバナが石垣のあいだに育つことが可能となるのか?

虫が運んでくれるのでしょうか?
広い野原や土の上なら「タネまきちらし作戦」も有効でしょうが、このように石垣のあいだの限られた場所にうまく落とす必要があるような環境では、たとえ大量のタネをつくることができるとしても、なかなか過酷な条件なのではないか、とおもわず気遣ってしまいます。

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