2015年9月23日水曜日

東北大片平キャンパス学都記念公演のキンモクセイ -2015/09/14

東北大学片平キャンパスDエリアには、芝生の学都記念公園があり、その真ん中には大きな桜の木があって、花見シーズンには近隣の人が集まって賑わいます。

その桜の木の脇に、結構大きなキンモクセイの木があります。
この日のお昼、ここを通りかかったところ、あのいい香りが。

キンモクセイか

と、木を見てみると、まだほとんどつぼみの状態でした。

XZ-2, P9144415
 ほとんど開いた花がないにもかかわらず、すでにこの香り。満開になったらいったいどうなるのか・・・などと余計な心配をしてしまいます。

XZ-2, P9144416
これからが楽しみです。

2015年9月22日火曜日

久々のセンニンソウ -2015/09/03

仙台市青葉区、東北大学片平キャンパスは、東北帝国大学が創立したとき以来のキャンパスで、古い建物なども残っている「いかにも帝国大学」という感じの一角がそこここにあります。

そんな片平キャンパスの北西隅に位置する「Aエリア」は、東北帝国大学理学部生物学教室があったところです。

キャンパスマップを見ると、A19、現在放送大学宮城学習センターとなっている建物は、帝国大学時代のものです。その東隣りには東北大学の研修所である片平会館があり、その南側にちょっとした樹木や植物のあるエリアがあります。

ここは、生物学教室の標本園だったところだそうですが、その南端に立つ木の根元に絡みつくように茂るセンニンソウが、この時期白い花をたくさんつけてきれいです。

8月下旬からポツリポツリと咲き始め、9月に入って次々と花が開いてきました。

E-M1, OM50mmF1.8, P9034370
 まだ満開手前ですが、しおれた花がほとんどない、このタイミングがいちばんの見頃と思います。

P9034371
 OLYMPUSのオールドレンズ、OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8を絞り開放で使うと、ボケがやわらかくなってデジタルレンズとはまた違う雰囲気が出ます。

P9034373
まだ、しおれて茶色くなってしまった花がないので、引きで撮っても白基調のショットが得られます。もう少し時期が進んで周囲に茶色い枯れ花が目立ってくると、どうしてもきれいな花にグッと寄って撮るしかなくなってくるのです。

たしか、この写真はこのレンズで寄れるいっぱいいっぱい(45センチ)の距離だったと記憶しています。これより寄りたいときは、クローズアップレンズ(虫眼鏡のような凸レンズ)を使うか、延長リング(エクステンションチューブ、接写リングとも呼ばれます)をボディとレンズのあいだに取り付ける、またはレンズを逆付けすることが必要となります。いずれにしても、アップで撮ればピントを外した部分のボケが大きくなり、独特のムードを出すことができます。

だいぶ前にここのセンニンソウにはまったときは、OLYMPUS E-420ボディと接写リングをつけたRICOH XR RIKENON 50mm F2Lレンズの組合せで、ずいぶん楽しみました

この旧標本園近辺では、シャクオオアマナネズミモチイボタノキナツズイセンキチジョウソウ、ムラサキシキブなどなど、季節ごとの花を楽しむことができます。