2014年3月13日木曜日

壱弐参(いろは)横丁 -2014/03/11

サンモール一番町のアーケードを南町通りから入ってすぐ、本の金港堂、牛たんの利久を過ぎて右側にある「壱弐参(いろは)横丁」。

もとは中央市場と呼ばれていて、戦後の闇市がルーツとのこと。
昔からある立ち食いそば屋「丸富」の脇から横丁を入っていってすぐ、丸い大きな提灯に大きく「二代目」と書かれている居酒屋があります。その名も「居酒屋二代目」。

ここは20年以上前、私が学生のころによく通った「やまびこ」という居酒屋が店じまいしたあとに入りました。
内装はほとんど昔のまま使われています。

狭いカウンター、そして奥の狭い階段を上がって2階の座敷、というつくり。

今回はカウンターで。
ふと前を見ると、おもしろいものが。

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「春夏冬二升五合」

・・・?
これはいったいどういう意味だ?

ということで、店主に訊いてみました。

まず、「春夏冬」・・・「秋がない」ので「商い」つまり「商売」ですね
そして、「二升五合」 ・・・「二升」は「ますます」、「五合」は「一升の半分」つまり「半升」、あわせて「ますますはんじょう(繁盛)」です

「商いますます繁盛」

となります。

「春夏冬」のところを「一斗」にして「一斗二升五合」とする場合もあるようで、このときは「一斗」は「五升の倍」なので「ご商売」と読みます。

実におもしろいですね。

2014年3月11日火曜日

雪の片平丁界隈 -2014/02/11

週末に大雪に見舞われた仙台ですが、週明け火曜日のお昼休みに、片平丁周辺を歩いてみました。

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 旧制二高の正門です。すっかり真っ白に。
片平丁の通りに出て、北へ向かって歩きます。

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 小川記念園(通称三角公園)のようす。
ここもやはり雪に覆われています。

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小川記念園と片平丁の通りを挟んで西側にある片平公園です。
左の方には臥龍梅(がりょうばい)があります。正面には桜の木もあり、4月になると梅と桜がほぼ同時に咲いてきれいです。公園の周りはぐるりとサザンカが植えられています。

さらに片平丁通りを北へ歩きます。

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魯迅が東北大学に留学していたとき、半年だけ住んでいた下宿「佐藤屋」。
かなり古い建物なので、雪が積もったときは耐えられるのか・・・少々心配です。

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全体的にかなりゆがんでます。
屋根からはつららも・・・

いずれにしても、この建物もそう長くはなさそう。
いまのうちに見ておいた方が良さそうです。

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佐藤屋から少し北に行くと、西側が開けて広瀬川を見下ろすことができます。架かっている橋は評定河原橋です。
河原も雪で真っ白。

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ちょっと片平丁を振り返ってみました。
道路の向こう側は仙台高等裁判所、旧原田甲斐邸跡です。
目を北へ転じてみると

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 裁判所の向こうには片平消防署があります。

片平丁の通りは、全面的に雪で覆われていました。

78年ぶりの大雪 -2014/02/09

2013年から2014年にかけての冬は、年明け前まではほとんど雪が降らず、年が明けてもしばらく大雪にはならずに来たのですが、1月の月末にすこしまとまった雪が降り、徐々に仙台の冬らしくなってきました。

2月5日(水)にはこの冬一番の寒さで真冬日に、そして2月8日(土)、東日本の太平洋側中心に記録的な大雪が。

都心でも45年ぶりの大雪、そして仙台ではなんと・・・78年ぶり!
仙台市街で35センチの積雪でした。

翌日の2月9日(日)、東北大学片平キャンパスに出向いてみると・・・

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すっかり雪国のような光景に。