2016年12月21日水曜日

雨の日の片平 -2016/11/19

土曜日。
雨が降っていました。

お昼過ぎ、片平界隈を少し散歩してみました。

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この雨のせいか、ずいぶん葉を落とした桜の木。

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片平丁の通りを南から北へ。
東北大学金属材料研究所の駐車場裏から通りの歩道に覆い被さるモミジ。

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真下から天を見上げて。
真っ赤ではないですが、上品な色づき。

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ふと気付くと、傘の上に落ち葉が一枚、はらりと。

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片平丁通りの向こう側には、魯迅が仙台に留学していたときにちょっとの間下宿していた佐藤屋。
こちらもモミジの紅葉がみごとです。

快晴のときは、ちょっと日差しが強すぎてコントラストがきつくなりますが、このように雨模様の天気であれば、光もやわらかく、色づいた葉もしっとり濡れて、よりよい発色になります。

2016年12月18日日曜日

東北大学片平キャンパスの紅葉 -2016/11/16

2016年は夏から秋、冬と出張が多くて、片平の季節の移り変わりをじっくり見ることができません。出張から帰ってくると、一気に季節が進んでしまっています。

この日も、国内出張から海外出張へと断続的に仙台を離れていて、ようやく落ち着いたところで「あれっ?」と思った季節の進行を、写真におさめてみたのでここで紹介します。

まずは、正門脇にある大イチョウの木

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強い日差しが入ったからか、縦に光の筋が入ってしまいました。
はらはらと葉を落としていました。

正門を出て片平丁の通りを南へ行くと間もなく、旧制二高の正門があります。ここのモミジもイイ感じです。

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さらに片平丁を南に行き、七軒丁の通りへ入って東を見ると、これもまたみごとなモミジです。

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ちょっといちばんいいタイミングを逃した感がありますが、十分にきれいです。
この通りの紅葉は、午前中なるべく早い時間帯がきれいだと思います。

七軒丁の通りをさらに東に行けば、南門です。ここから北側のキャンパスへ入ってすぐ、ここにもモミジ。

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七軒丁の通りからは隠れてよく見えないのですが、門を入って回り込めば、このみごとさ。
このモミジの木は、10月あたまに少しだけ色づき始めているのを見つけてから一月半でここまで色づきました。

キャンパス内へ入り、さくらホールから西へ入ったところにあるイチョウの木へ。
ここのイチョウは、正門脇の木と違って日当たりがイマイチなので、いつも若干色づきの進行が遅めです。
でも、建物のスキマから日が当たる1本だけは、脇の木よりも進行が早めです。

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下から見上げると、青空に舞う葉がきれいでした。

最後に、キャンパス内の桜小路を北へ行って、北門にたどりついたところで振り返り、メタセコイア並木を見てみます。

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すっかり花が終わってたくさん実を付けている萩のむこうに、燃えるように色づいたメタセコイアの木々が見えます。

つかの間、片平の秋を感じた朝のお散歩でした。

2016年12月17日土曜日

片平キャンパス、雪景色 -2016/12/12

思ったよりたくさん雪が降った夜が明けて、朝の片平キャンパスを北門から入ってみると・・・

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空もどんより、木々は白く雪を乗せ・・・なんとも寒々とした冬っぽい景色です。

と、雲間から日が射してきて、

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また違った雰囲気に。

学都記念公園の中を突っ切って職場へと向かうのですが、そこはさらに冬っぽかった。

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空がなんとも「北国」っぽい。
また日が射した!

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なんだか北欧の冬みたい(?)
行ったことないけれど。

桜の木の横を通り過ぎて振り返れば、

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北の空はもうすっかり晴れていました。
まったく違うムードに。・・・これなら、あまり寒々というかんじではないですね。

2016年11月2日水曜日

片平中央体育館の脇に彼岸花 -2016/10/03

片平丁の通りを歩いていると、東北大学の片平中央体育館の横に、固まって咲いている彼岸花を見つけました。


Sony Xperia Z5 Compact SO-02H
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あまりパッとした色がないこのエリアに、赤が目立ちます。
花自体は、ちょっと盛りを過ぎて若干しなびているものもありましたが、なかなかいいアクセントになってました。


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こんな状況です。
左に見えているのは片平丁。

もし覚えていたら、来年はもう少し花のタイミングに合わせて見に行きたいと思います。

2016年6月17日金曜日

東北大学史料館 -2016/05/27

東北大学片平キャンパスの西側、霊屋橋方面、米ヶ袋から上がってきて突き当たる場所に「東北大学正門」があります。(一番町の通りを南へ降りてきて突き当たる場所にある門は「北門」です)

2013年1月9日付2013年3月19日付の本ブログ記事

正門を入って右手に、なんともレトロな感じの白い建物があります。それが東北大学史料館
旧東北帝国大学附属図書館だった建物がそのまま使われています。

2013年9月8日付2013年9月17日付の本ブログ記事

2011年3月11日の東日本大震災のときに少々被災して、その修理とともにリニューアルしています。

この日、通りがかりにスマートフォンのカメラで一枚撮っていました。

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最近、じっくり見に行ってないので、久しぶりに訪ねてゆっくり見学したいです。

2016年5月28日土曜日

二十三夜堂にはアジサイがある -2016/05/25

北目町にある小さなお堂、「二十三夜堂」。
午(うま)年の守り本尊となっており、3年前(2013年)の正月、例年以上に初詣の人たちで賑わっていたのを思い出します。

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5月も終わりのこの日、ちょっと天気が良くなくて、雨が降ってきそうだなあ・・・などと思いながら歩いておりました。

たまたま、この写真の右手、細い路地をあるいていたら、お堂の脇にアジサイを発見。

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まだまだつぼみですが、花が咲いたらちょっとした眺めになるんじゃないかと、今から楽しみです。

「片平の散歩道」という本を購入 - 2016/05/22

今年、2016年は東北大学金属材料研究所(通称:金研)の100周年だそうです。
それに関連してか、河北新報出版センターから「河北選書 片平の散歩道 金研百年の歩みとともに」という本が出た・・・という情報を、たまたま河北新報の新聞を読んでいて知りました。

そこで、早速本屋さんで購入。

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ふだん、お昼のお散歩で歩き回っている片平周辺のあれこれ情報がたくさん書いてあります。

800円というお値段も、内容を考えればリーズナブルですね。
ご興味のある方はぜひ、手にとってみてほしいと思います。

2016年3月21日月曜日

大丈夫か?佐藤屋 -2016/01/17

片平丁の通りを北へ向かって歩くと、右には旧武家屋敷の石垣、右には・・・魯迅が下宿していた(といっても半年ほどの短いあいだだったそうですが)佐藤屋があります。

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この建物、相当古いことは確かなのですが、最近右隣にあった建物も取り壊されすっかり更地になってしまって、この佐藤屋の建物も今ではぽつんとひとり立っている、という状態です。

去年の5月にも「大丈夫?」と、心配の記事を書きましたが、いつもこの通りを歩くときには気にして見ています。

いまのところ、危ういムードを放ちながらも落ち着いているようですが。

今年は雪が少なくて助かっているんでしょうね。

この冬を耐えても、春の嵐、梅雨、台風と、心配のタネは尽きることがありません。

記念植物園(旧東北帝国大学理学部生物学教室の標本園)-2016/01/15

このブログでもたびたび登場する、東北大学片平キャンパス北西隅にある旧理学部生物学教室の標本園(樹木園)について、あらためてご紹介しようと思います。

ここには、りっぱな立て看板があって、この場所の歴史が説明されています。

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内容は以下の通りです。

この庭園は、大正11年(1922)東北帝国大学理学部生物学科の創設と共に作られた樹木園を生かして、平成7年(1995)に建設した。昭和44年(1969)まで、この地区には生物学教室があり、多くの樹木を集めていた。庭園内のアキニレ、片平会館入口のハリグワ、片平小学校に面した通りのヒイラギやユリノキなどの樹々は、明治35年(1902)に政岡(伊達綱宗の側室三沢初子、歌舞伎伽羅先代萩ではわが子を犠牲にして伊達家安泰をはかったとされる)の記念植物園を造るために伊達家が各地から集めたものを移植したと伝えられている。        東北大学

もともとは、伊達家重臣の武家屋敷だった(はず)のこの一角に、明治になって伊達家が収集した樹木が通り(柳町通り)沿い、つまり北端に並べて植えられ、その後大正になって東北帝国大学ができたときに樹木園となり、昭和になって理学部が北青葉山キャンパスへ移転した後はたんなる庭園となっていたものを、平成になってあらためて記念植物園として整えた・・・というかんじでしょうか。

しかし、そんな歴史ある記念植物園であるにもかかわらず、私の目にとまるのはそれら樹木ではなく、そこにからみつくセンニンソウだったりするわけです。
しかもこの時期、センニンソウは花の季節というわけでもなく、ただただ枯れた蔓がからまるのみ・・・

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 まだたくさんの、白い綿毛をつけた実がなってます。

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いい風情。

しかし、こんな寒い季節に樹木園に入り込み、枯れたつるをのぞき込んでいる姿は、端から見れば奇っ怪でしょう。

このセンニンソウ、花の季節にはまたきれいな姿を見せてくれるのですよ、念のため。

2016年1月24日日曜日

柳町、ラブミー牧場あとの今 -2016/01/11

2013年に、柳町通り沿い(住所としては一番町なんですが)の「ラブミー牧場」が閉店、建物が近々取り壊されるのでは、という話題がありました。

2013年9月9日「ラブミー牧場、36年の歴史に幕

そしてほどなく、看板も取り外されました。

2013年10月1日「ラブミー牧場の看板が・・・

そのあとはしばらく、そのままの状態が続いていましたが、ついに

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ラブミー牧場のスペース、そして2階の美容室も、中の調度品などが外へ出されていました。

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なんにもなくなってしまった内部。
こんなだったのか・・・

ラブミー牧場自体は、別の場所に移転して営業しています。(行ってみたことはないけれど)

2016年1月23日土曜日

仙台高等裁判所の石垣はワンダーランド 2015/12/25

片平丁通りの北の方、西側が広瀬川を見下ろす崖になっているその向かい側(東側)に、仙台高等裁判所があります。

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片平丁通りの歩道に面して、ずっと石垣が続いています。
この石垣、お散歩の途中で立ち寄り、石のあいだや上、足元などでいろいろと発見がある、まさに四季を通じたお楽しみワンダーランドなのです。

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 ちょうど道路を挟んで向かい側が崖になっていて、建物もなく午後の日当たりは最高です。(この日はあいにく天気がよくなかったですが)
なので、この石垣ではいろいろな野草の花が咲いたり、虫やカタツムリが歩き回っていたりします。

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裁判所の入口、門の脇には石垣がグッと中に入り込んでいます。

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裁判所の銘板、そして鉄の柵。
中に入って写真を撮ると、警備員さんに怒られます。たとえ外を向いて撮っても、敷地内に立っていたらだめなんです。
でも、敷地の外から中を撮るのはOKなんだとか。いったいどういうことなんでしょう・・・

さて、門の前から少し下がって、あたりを見回してみますと

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石垣のあいだにスミレを発見。
実はこのスミレ、この6日ほど前にも一度注目して、撮影していたんです。

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石垣にくっつくようにしゃがんで、西の方を向いています。
石垣の向こうに歩道と片平丁通りの道路が見えてます。
その向こうは崖、下には広瀬川が流れ、写真に写っている木々の林は、なんと!霊屋、瑞鳳殿の山です。

スミレのほうはというと、
ちょっと枯れかかったように見えるしおれた葉。
でも、しっかり「閉鎖花」がはじけてタネをまいたようです。

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立ち上がって見下ろすと、こんな感じです。

南六軒丁通りの東北学院大学土樋北キャンパス -2015/12/24

以前、このブログにも書いた
東北学院大学、「土樋北」新キャンパスのその後はどうなったか。

・・・こうなりました。

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南六軒丁の通りを挟んで南側、写真では向かって左側が、従来からある東北学院大学の土樋キャンパス。

新しいキャンパスの敷地は、東北大学から譲られたわけですが、これまでここはテニスコートでした。

今は、ガラス張りの今風な建物が建てられています。

南六軒丁通りを西へ進んでみます。

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 モダンな学院大の新しい建物の脇から、旧仙台高等工業学校(通称SKK)の建築学科の建物だったという、東北大学電気通信研究所(通称:通研)の建物が見えてきます。

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このあたりの景色も、ずいぶん変わりました。