2014年1月31日金曜日

予想外の雪 -2014/01/31

今日の天気予報では、日本海側は雪が降るものの仙台は曇り時々晴れ・・・と言っていたはずなのに

XZ-2, P1317083
なんだこの景色は!
こんなはずではなかったはずなのに・・・

XZ-2, P1317084
東北大学片平キャンパスの桜も、完全に雪景色。
しめったぼたぼたの雪がたくさん降りました。

ちょっと落ち着いてお昼過ぎ。

XZ-2, P1317088
 北門から入って少し行ったところにあるサザンカの木。
ここは日当たりが良い場所なのですが、それでも少し雪が残っていました。

今年の冬は、冬らしく雪が降って積もる日が少ない気がします。
この日は数少ない「雪の日」となりました。

2014年1月29日水曜日

魯迅の下宿、佐藤屋のいま -2014/01/27

GXR+PENTAX 24mmF2.8, R0015430
2013年2月にも、いちどこのブログでご紹介した「佐藤屋」。

片平丁の通り沿いにあります。

最近は、傷みも激しくてちょっと傾いているような感じ。
1階の手前の壁は板で覆われてしまっています。

もしかしたら、この建物が見られなくなる日も近い?

見に来るならいまのうちですよ。

2014年1月27日月曜日

馬上蛎崎神社の隣のビル解体 -2014/01/09

このブログにもたびたび登場する、お気に入りのお散歩コースのひとつ「馬上蛎崎(うばがみかきざき)神社」。

西隣にビルがあって、境内はかなり日当たりが悪い状況だったのですが、年末辺りからビルの取り壊し工事が始まり、いまではすっかり更地になりました。

XZ-2, P1096805
 日当たりもよくなりました。

XZ-2, P1096807
 サザンカの垣根も、それを透かしてみる神社の境内も、なんだかいつもより明るいです。
ビルがすっかり解体されて更地になったお隣の土地には、そのうちまた大きなビルが建てられるのでしょうか・・・?
そうなってしまったら、少々残念な気がします。

2014年1月7日火曜日

片平丁の石垣には早くも春? -2014/01/05, 06

片平丁の通り沿い、東側サイドにはかつて伊達藩重臣達の武家屋敷が並んでいました。
いまでも当時の石垣が残っています。

仙台高等裁判所の石垣は、かつての原田甲斐邸にあった石垣が残っている(のかどうか自信ないですが)、雰囲気のあるエリアです。
片平丁通りをはさんで西側はちょうど広瀬川へ降りていく階段があって建物が建っていないので、日中とても日当たりがよいです。

そうだからなのか、裁判所の石垣にちょっとしたものを見つけました。

XZ-2, P1056772
 1月5日。なのに、石の間からスミレの花が顔を出していました。
虫がいない時期に開かない花(閉鎖花)で自己受粉したねを作るようすを観察したことはありますが、花が開いているとは!

そして翌日、もういちど同じ場所を通りかかり、様子を見てみると・・・
スミレの花はほとんど前日と変わりなかったのですが、すぐ近くの石の間に

XZ-2, P1066779
 これまたなんと、アカカタバミのつぼみを発見。
まだ開いていませんが、すこしだけほころんで先の黄色い花が顔をのぞかせています。
もうすこししたら開きそうです。

まだまだ寒い仙台ですが、ここ片平丁通り沿いの日なたは季節が前倒しでやってくるのでしょうか。

2014年1月1日水曜日

本家蛎崎神社 -2014/01/01

明けましておめでとうございます。
2014年が始まりました。初日の元旦、私はいつもお昼のお散歩で訪れている片平の「馬上蛎崎(うばがみかきざき)神社」のルーツ、川内追廻にある本家「蛎崎稲荷大明神」に行ってきました。

全国的に有名な仙台城本丸。ここには知らない人はいない「伊達政宗公騎馬像」があります。
そしてその東側には高い石垣、そして崖。

その下に、小さな稲荷神社があることはあまり知られていません。

このブログで何度かご紹介している、良覺院丁公園横の「馬上蛎崎神社」は、伊達政宗公の愛馬「五島」を祀る神社ですが、それは明治4年に移されたものです。
そのオリジナルが、今回ご紹介する「蛎崎稲荷大明神」。

青葉通りから仙台城へ向かって坂を下り、大橋を渡って最初の信号。
右は国際センター、そして左は片倉小十郎の屋敷跡の角を曲がって、青葉山公園テニスコートに向かいます。
右手に仙台城三の丸の堀である長沼を見ながら進むと、

XZ-2, P1016728

テニス場のクラブハウスが左手に、右手に駐車場がある場所にたどり着きます。
駐車場のほうを向くと・・・

XZ-2, P1016704
 垣根の間を駐車場へ向かう道の途中に垣根が途切れた部分があり、その先に赤い鳥居が見えます。

XZ-2, P1016709
石でできた狐はかなり新しそう。
鳥居をくぐってさらに奥へ・・・

XZ-2, P1016710
 手前のみっつはきれいな鳥居、でも一番奥のひとつだけ、あしもとが朽ちています。
くぐり切って振り返れば、

XZ-2, P1016711
 道路を隔てて向こう側にテニス場が見えます。

更に上には、もうひとつ鳥居が。

XZ-2, P1016712
これをくぐって右を見ればそこには・・・

XZ-2, P1016713
ありました。ちいさな祠。
階段を上っていきます。

XZ-2, P1016714
ほんとうに崖のすぐ下に建っています。
祠をのぞいてみると、

XZ-2, P1016716
お正月らしく、おもちが供えられています。左手にあったのは、

XZ-2, P1016718
「蛎崎稲荷大明神」
大明神というわりにはかなりこじんまりしていますが・・・

XZ-2, P1016719
かなりたくさんの鈴、ひもはかなり年期が入っています。意外とお願いしにくる人が多いんでしょうか。
左手には、昭和48年に立てられた石碑がありました。

XZ-2, P1016721
下のほうに、「五島馬頭観世音」「蠣崎大明神」と書いてあります。
やはりここが、政宗公の愛馬「五島」を祀る神社ということがわかります。

XZ-2, P1016724
見上げてみれば、やはり崖下ぎりぎりに建てられているというのがわかります。
本丸からここまで落ちてきたんでしょうか・・・

帰りに、片平の馬上蛎崎神社のほうへ寄ってみました。

E-M1, P1010025
こちらも決して大きな神社というわけではないですが、立派な石造りの鳥居、瓦葺きの本殿・・・本家を見てきた後だと、かなり立派に見えます。

E-M1, P1010026
 五橋通りに面しているサザンカの垣根に赤い花が咲いていました。

XZ-2, P1016735

今回は、片平界隈情報ブログ新春特別企画、番外編でした。
今年は午年だし、馬を祀る神社の話題はまさにベストマッチな企画だと思うのですが・・・