2014年11月24日月曜日

東北大学片平キャンパスの「穴場」 -2014/11/22

東北大学片平キャンパスは、春は桜、秋は紅葉と、大学関係者のみならず近所の方々、わざわざ遠くからいらっしゃる方々の憩いの場ともなっています。

いまは紅葉の季節。
北門を入ったところにあるメタセコイア並木も、一気に燃え上がるように色づいています
学都記念公園にある桜の木も色づいて、だいぶ葉を落としています。

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上の写真の後ろに見えている現代風な建物は、材料物性総合研究棟です。1号館と2号館が仲良く並んで立っています。

朝のひととき、ここに紅葉の穴場があるので紹介します。それは・・・

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2つの建物のあいだから差し込む朝日を受けるイチョウの木と、それが建物の窓に映る風景。この日は天気も良くて、西の空もきれいに見えました。(写真ではちょっと露出オーバーになって飛んでしまっていますが)

このイチョウ、ほかの場所に比べて日当たりが良くないせいか、紅葉の進行が遅れ気味。なにしろ朝の短い時間を過ぎると、日中のほとんどの時間は日陰になってしまうので致し方ないところ。

このイチョウの木の裏手には旧制二高時代の書庫など、歴史的建造物があったり、みなさんにおなじみの桜の花見スポット(上の写真)があったりしますが、この場所をあえて訪れる人はいないでしょう。

まさに「ちょっとした穴場」です。

東北大学片平キャンパス正門脇の大イチョウ -2014/11/22

たびたびこのブログでも取り上げてきた、東北大学片平キャンパス正門横の大イチョウの木
この日は11月3連休の初日、2014年11月22日(土)のお昼時、天気も良かったので、ちょっと様子を見に行ってみました。

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はらはらと葉を落とし始めてはいますが、お昼過ぎの日の光を受けて、黄金色に輝いていました。でも、一部まだ完全に黄色く色づいていない枝もちらほらと。

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黄色の海の中に、緑の葉が日に透けて見えています。
ほかの枝では・・・

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葉の縁だけ黄色くなって、きれいなグラデーション!
こういう色づき方もなかなかです。

もう少しすれば、落葉もどんどん加速して、冬の景色へと移っていくことと思います。秋ももうすぐ終わりです。

あっという間に色づくメタセコイア並木 -2014/11/21

東北大学片平キャンパスの北門を入ってすぐ左手に並ぶ、メタセコイアの木々
先日、すぐ脇のサザンカが咲き出して、彩りを添えていましたが、メタセコイアの葉はまだ色づき始めたばかりでした。

それから10日あまり、あっという間にメタセコイアの雰囲気が変わりました。

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この日は日中非常に天気が良くて、お昼時には日の光を受けて燃えるようでした。このタイミングがいちばんきれいかもしれません。もう少しすると、一斉に葉が落ちてしまうからです。

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先の記事で紹介したサザンカの花も、さらに数が増えて見応え十分。でもあしもとには落ちた花の数も増え、同時に花を終えてめしべだけを残す部分が多くなってくるので、もうすぐ見頃も終わりかもしれません。

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 サザンカの花とメタセコイアの木をいっしょに・・・と思ったのですが、あいだにある松の木で目得たセコイアが隠れてしまうので、断念して逆に「一気の寄り」ということにしました。

左奥には北門方面が少し見えています。

2014年11月11日火曜日

東北大学片平キャンパスのサザンカ、いま見頃です -2014/11/10

東北大学片平キャンパスの北門を入ったところにある立派なメタセコイア並木。
その脇に、けっこう大きなサザンカの木が一本植えられています。

そのサザンカに、いまたくさんの花が咲き始めています。

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下の方から徐々に色がついてきたメタセコイアの木の手前、あかいポツポツがわかるでしょうか。

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いまがいちばんきれいなときかもしれません。

放送大学宮城学習センターのモミジ -20141109

片平丁の通りを北から南へ歩いて行くと、片平丁小学校を過ぎたところに放送大学宮城学習センターがあります。

ここは、かつて東北帝国大学の理学部、生物学教室があって、その敷地内に植物標本園がありました。
古い建物が、いまでも放送大学として使われています。

片平丁に面した一角は、駐車場として使われているのですが、立派な木や草花が茂っています。

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そのなかでひときわ目を引くのがこのモミジの木。
だんだんいい具合に色づいてきました。

この木は、べったり真っ赤になることはなく、葉の色にきれいなグラデーションを出します。

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 葉脈のところがきりっと濃いすじになっていて、葉は真っ赤にはならずオレンジがかった薄めの色で、縁に向かって色が薄まっていく絶妙のグラデーションです。

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 葉がまだ緑の木をバックにしてみると、いっそうこの木の葉の色が際立ちます。

敷地の中へ入ってこの木の下から片平丁の通りを見てみれば・・・

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 向かいに、かつて魯迅が留学していたとき、半年ほど住んでいた下宿「佐藤屋」があります。

このときは、ちょっと雨がパラパラ降っていましたが、かえって紅葉の色が鮮やかになって、いいタイミングでした。

馬上蛎崎神社のサザンカが咲き始めました -2014/11/09

馬上蛎崎神社は、小さな神社ですが、かつて修験道の寺があった、由緒ある神社です。五橋通りの歩道に面して、ちょっとしたサザンカの垣根があり、ちょうど花がポツポツと咲き始めていました。

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写真の左奥です。
むこうへ抜けて振り返って見ると

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 こんな感じ。
神社の向こうは良覺院丁公園、そして五橋通りを進めば左に晩翠通りの起点、さらに行って北目町のほうへ抜けます。

2014年11月8日土曜日

仙台市保存樹木の大イチョウの木 -2014/11/08

東北大学片平キャンパスの正門を入った南側に立つ大きな大きなイチョウの木は、仙台市の保存樹木に指定されています。

以前の記事でも紹介しましたが、樹齢は200年以上!

それはそれは大きな木です。
この日は朝から良い天気でした。

片平キャンパスの中を、旧制二高の門のうしろから正門へ向かっていくと正面にどーんと、昼前の日の光を受けて黄金色に輝く・・・まではまだもう一息ですが、このイチョウの木が見えます。

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まだ完全に黄色く色づいてはいませんが、なかなかの迫力です。

この大イチョウの木を通り過ぎ、正門から片平丁の通りに出て振り返れば

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 やはり大きな存在感。
 3年前の記事では2011年11月26日の時点での写真を載せていますが、これを見れば今年のこのイチョウ、それほど紅葉の進行が遅れているというわけでもないように見えます。

さて、はたして・・・

仙台市保存樹木のメタセコイアを見上げてみる -2014/11/08

以前、このブログでもご紹介した
東北大学片平キャンパスに立つメタセコイアの木。仙台市の保存樹木に指定されています。

キャンパス内にはほかにも並木になっている場所がありますが、こちらは保存樹木とはなっていない模様。

もしかしてオリジナルの一本かも・・・とか勝手に思ってます。

今年の秋は、市内全般的に紅葉が進んでおらず、イマイチな感じです。
片平丁の通りを歩いていても、やはり首をひねってしまうほどの中途半端さ。

ちょうど、保存樹木のメタセコイアのところで見上げてみれば、手前のカエデの木は・・・

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上から「赤」「黄」「緑」の三色状態になっていました。
後ろのとんがりはメタセコイアですが、こちらもほんのすこし葉が黄色くなった程度です。

いったい今年の紅葉はどうしてしまったんでしょう。