2012年6月15日金曜日

北門食堂の今 -2012/06/02

東北大学片平キャンパスの北門前には、東北大学生協北門食堂があります。

今までにも何度か、このブログで取り上げました。
2012年1月27日
2012年4月23日

名前も、「北門食堂」ではなく「さくらキッチン」です。
2階には、「レストラン萩」。夜10時までやっていて、お酒も出します。


この写真は、北門から北を向いて食堂を撮ったものです。
かつては、北門食堂前には芝生があって、自転車やバイクがずらーっと停めてあり、その間を抜けて入口へ向かう・・・という感じでしたが、今は食堂が道路ぎりぎりの場所に建てられています。

では、かつて畳敷きの個室や喫茶コーナーがあった場所はどうなっているかというと・・・


外国人のお客さんのための宿泊施設、ゲストハウスを建設中です。
いま、キャンパス内にある古い大学生協売店も、この建物が出来たらこちらに移ってくるとのこと。

どんなふうになるのでしょうか。ちょっと楽しみでもありますが、ちょっと心配。
キャンパス内の売店がなくなってしまったら、少しだけ不便になってしまう。

ちょっと心配「とん平」 -2012/06/02


仙台市青葉区五橋2丁目。
学生の頃から時々お世話になっていた、とんかつのとん平。

毎月10日は「とん平の日」で、とんかつ定食が500円!なんて・・・20年くらい前の話ですが。

複数の客のときは、決まった者から一人ずつ注文しようとすると「まとめてお願い!」と遮られてしまいます。

そのとん平が、(たしか)今年3月頃から

「都合により本日休業させていただきます とん平店主」

と書かれた紙が貼られて、ずっとお休みしています。
いちど、テープが片一方とれて斜めになっていたのが、いつのまにか直されていたので、まったくやめてしまったというわけではなさそうです。

お隣には、廃業してからずいぶん経つ「開福湯」という銭湯があります。
とん平も、この開福湯のように廃業してしまうのでしょうか?それともおやじさん、復活させてくれるでしょうか?

ちょっと気になってます。

朝の出勤時、信号待ちのあいだに撮った一コマです。
RICOH GXR + S10 24-72mm F2.5-4.4VCで。

2012年6月1日金曜日

東北大学片平キャンパス南エリア探訪~“SKK”編 -2012/05/28

別の日記ブログでご紹介したのですが、東北大学片平キャンパスの南エリア、その南端・・・東北学院大学土樋キャンパスに向かい合って、古い建物があります。


これは、現在は東北大学電気通信研究所の21世紀情報通信研究開発センターとなっていますが、もとは昭和5年に建てられた仙台高等工業学校(SKK)の建築学科の建物だったそうです。


「SKK」の文字がなんとも昭和初期を感じさせます。


おそらく大きな観音開きのゲートがついていたのでしょう。

近々、片平キャンパス南エリアの南半分が、東北学院大学に売却されるという話もありましたが、先の震災の影響などもあり、白紙に戻ったようです。

この「SKK」のような古くて趣のある建物は、大学の事情で消えてしまうかもしれません。
今のうちに、写真に残しておきたいです。


東北大学片平キャンパス南エリア探訪~中央体育館編 -2012/05/24

普段、このブログでも「東北大学片平キャンパス」についての情報はときどき発信させていただいています。しかし、話題になるのは金属材料研究所がある北エリア、大学本部や法科大学院、生命化学研究科、流体科学研究所(旧高速力学研究所)、多元物質科学研究所(旧素材工学研究所(選鉱製錬研究所)、反応科学研究所(非水溶液化学研究所)、科学計測研究所)などがある中央エリアがほとんどでした。

今回は、南門からさらに南側、「光通信発祥の地(光ファイバーが開発された)」電気通信研究所があるブロックをお昼休みに回ってみましたので紹介します。


南門です。
入って右側には駐車場があり、その奥に見える屋根・・・


・・・まだ屋根しか見えないですが。
(ちなみに、この駐車場は今でこそ緑が植えられ、サザンカや梅、桜などの花も楽しめる雰囲気になっていますが、かつてはただの砂利広場でした)


駐車場を奥に入っていくと、ありました!片平中央体育館。
私が学生時代、学友会卓球部の活動でたいへんお世話になった体育館です。

何十年も、外観(内装も?)ほとんど変わっていません。


昨年の震災で、現在は使用不能となっています。


体育館の入り口です。
かつては、緑色に塗られた木の扉で、かんぬきがあったと記憶していますが・・・いつごろからアルミサッシになったのでしょう。

扉の脇には、歴史を感じさせる木の看板。「東北大学中央体育館」と書かれているのですが・・・写真では読めませんね。


「倒壊の危険性あり」・・・!
大丈夫でしょうか?


入り口、扉の窓から中を覗き込んでみました。
なつかしい雰囲気!

修理しようという意気込みも感じられて、少し安心しました。


入り口の右側、男子シャワー室の窓です。
私の学生時代から変わっていないと思われる、ボイラーが見えます。


裏に回って、南側です。
足場が組まれています。屋根を修理しているのか?

ぜひ、体育館の復活をよろしくお願いいたします。

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南門を入って左側を見ると、古めかしい建物が目に入ります。


現在は、東北大学生協の本部事務室として使用されています。
なんと、明治30年に建てられた旧第一中学校雨天体操場だったそうです。
じつはこの建物、床屋が入っています。


「理容たんの」
街には低価格の理容店が増えて厳しい状況でしょうが、がんばって欲しいものです。

震災にも負けず、今でもりっぱに使用されている建物。
東北大学に通う学生さんや職員の方々でも、知っている人はわずかではないでしょうか。


建物の後ろに回ると、一層危うい(?)雰囲気の小さな建物が続いています。
じつはこの建物、学友会写真部、フォークダンス同好会、そして学友会卓球部の部室がある「サークル棟」です。

このときは、写真部の2年生の学生さんがいました。
「震災、たいへんだったでしょう」と訊いたら、「僕は震災後に来たのでそのときのことはわかりません」といわれてしまいました。確かに・・・

写真で見えている部屋は、学友会卓球部の部室です。
窓の隙間から覗くと、震災の影響で荒れた室内はきれいに片付けられていました。

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番外編


片平丁の通り(写真右側)と七軒丁の通り(写真左側、ずっと行くと南門があります)の角、今は植え込みがありますが、かつては金網のフェンスだけでした。

写真では木が茂っていて見えませんが、その先にある片平中央体育館へ行くのに、私が学生当時、南門へ回らずこのフェンスを乗り越えて入っていたお方もおりました・・・


かつて、南門の北側には「公孫樹(いちょう)食堂」という食堂がありました。
大学院生時代、たいへんお世話になった食堂です。
今は、その場所に立体駐車場ができてしまっています。
この写真に写っている白いガードレール(?)手すり(?)は、昔からあるものです。道路はアスファルト舗装されていますが、グラウンドや公孫樹食堂があったころは土の道で、雨が降るとぬかるんで大変でした・・・

この道を入って、立体駐車場をくぐって出ると、右手にかつては片平中央グラウンドがあり、突き当たりには緑の板で囲われたテニスコートや学友会体育部の月一回の会合があった古い建物があったのですが、残念ながら今は無く・・・



駐車場と、右側に少し写っているナノ・スピン総合研究棟、材料物性総合研究棟(1号館・2号館)、そして片平さくらホールが建ってしまっています。

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さらに番外編


南門から東に向かって歩いて行き、最初の交差点です。
写真では右の方(西)に南門、左の方(東)には五橋中学校がある位置関係です。
交差点の対角には、かつて「名月」という定食屋さんがありました。道路が拡張されたときに写真向かって背中側(?)のライオンズマンション1階に移りました。

右角(日産自動車の営業所)の向こう側には、とんかつ屋の「とん平」(春から「都合により本日休業します」の貼り紙が出たままになっていてちょっと心配)、銭湯の開福湯(すでに廃業)があります。

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以上、懐かしい人には懐かしいと思われる、「東北大学片平キャンパス南エリア近辺の今」でした。