2017年4月21日金曜日

ソメイヨシノはほぼ終了、そしてタチツボスミレ -2017/04/21

仙台の桜は、ソメイヨシノがほぼ見頃を終えて、枝垂れ桜や八重桜へと移っています。
東北大学片平キャンパス、金研の駐車場脇、放送大学宮城学習センターの裏あたりに、スミレがひと株かたまって咲いていました。

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花が開ききっているのはひとつだけで、あとはまだこれからというところでしょうか。
近くの桜の木から散って落ちてきた花びらが、今の季節を表します。

周辺は、旧東北帝国大学理学部生物学教室があった場所で、ヤマブキの黄色い花やモミジの赤い花が咲き始めており、早くもシャガの花が咲いているのを確認しました。

桜が人々の注目を集める季節は去りましたが、これからつぎつぎと花が咲いて、散歩が楽しくなります。

2017年4月19日水曜日

桜は一気に散り始め、ドウダンツツジは咲き始める -2017/04/19

仙台の桜の季節も後半にさしかかり、どんどん花が散っています。

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東北大学片平キャンパス、学都記念公園の桜も、徐々に花を落としていきます・・・が、周囲に植えられたドウダンツツジの白い花が咲き始めていました。

お手入れがあまり行き届いていないので、新しい枝がにょきにょき伸びていたりしますが、ピンクの桜が終わりを迎えるとともに白いドウダンツツジが咲く・・・季節は確実に進みますね。

2017年4月15日土曜日

かわいそうな桜、片平キャンパス -2017/04/15

2017年の仙台の桜シーズンは、去年よりだいぶ前倒しになっています(それでも平年並みとのことですが)。

2日前に満開宣言が出ましたが、やはり場所によって花の先進み具合もまちまちのようです。

土曜日のこの日、花見客であふれる前の朝の時間に東北大学片平キャンパスを眺めてみました。

まずはその名もズバリ!「さくらホール」周辺。

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玄関前の立派な桜の木は、満開ちょっと手前という感じ。
でも、ちょっと引いて見てみれば

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なかなかみごとです。
振り返って、多元研素材工学研究棟1号館のほうを見てみます。

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こちらもなかなかみごと。
この建物は昭和初期に建てられただけあって、趣があります。

この並びのちょっと奥に、かわいそうな(?)桜の木があります。

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わかるでしょうか。
太い立派な桜の木が、ばっさり伐られてしまっています。
申しわけ程度に、上へ伸びる枝と垂れ下がる枝、2本の細枝が辛うじて残されているというかわいそうな姿。

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でも、「垂れ枝」の花は目の高さできれいに咲き、

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もう一本の枝はがんばって上に伸びて花をつけています。

これからピークを迎えたあと、一気に桜の季節は終わりを迎えることと思いますが、この短い見頃の時期を楽しみたいです。

2017年4月13日木曜日

弾正横丁の桜 -2017/04/13

弾正横丁は、東北大学片平キャンパスの北門前を東西に横切る通りです。
通りの北側、道場小路と伊勢屋横丁のあいだに、3本並んだ桜の木があります。

「並木」と呼ぶには少々短い区間ではありますが、この桜が見頃となってきました。

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なかなかの眺めです。
・・・が、どうも電線が気になります。
これ、なんとかならないでしょうかね。
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ちなみに、この日仙台に「満開宣言」出ました。
今まさに桜シーズンのピークです。

2017年4月12日水曜日

モミジのつぼみ -2017/04/12

旧東北帝国大学理学部、生物学教室があった場所。
今は東北大学金属材料研究所(通称金研)の敷地の一角に、かつての植物標本園があります。

モミジの木、まだやわらかい葉が出てきていましたが、その下につぼみがぶら下がっているのを見つけました。

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若い葉は、淡い緑に赤い縁取り、まだ十分に開いていませんが、これからしっかり開いて、花も咲くことでしょう。
ときどき散歩で訪れて、今後の変化をチェックしたいです。

落ちて空しい、ツバキの花 -2017/04/12

柳町通りの西の端、放送大学宮城学習センターから東北大学片平会館にかけての道端は、あまり日当たり良好とは言えないものの、いろいろな植物を楽しむことができます。

一本、りっぱなツバキの木があります。赤い花を咲かせます。

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日当たりのせいか、花の数はそれほど多くないですが、やはりきれいです。
けっこう背が高い木なので、いっしょうけんめい見上げて楽しみます。

十分に堪能したあとで、ふと足元を見れば

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まさに、ポトリと落ちたばかりのツバキの花。
この界隈は、伊達藩の武家屋敷が並んでいた場所なので、もしかしたらこのツバキの木はごく最近のものなのかもしれません。

きれいな盛りの花もいいですが、花としての使命を全うしたあと枯れゆく姿も、実はなかなか趣深いのです。

ヤエムグラの花 -2017/04/12

五ッ橋通りに面した良覺院丁公園南側の石垣は、春から夏、秋にかけてさまざまな野草を楽しむことができるスポットです。

この日は、お隣の馬上蛎崎(うばがみかきざき)神社との境に近い石垣にヤエムグラの花を見つけました。

ヤエムグラ自体は、どこにでもいるごくありふれた野草ですが、その先に咲く小さな花を見つけると、ちょっと得した気分になります。

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ほんとうに小さい花です。
何気なく歩いていれば、気付くこともないでしょう。

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あいにくお散歩カメラ、OLYMPUS STYLUS XZ-2しかもっていなかったので、ふつうのスナップしか撮れず、ちょっと残念。

今度はちゃんとカメラ一式を持って出ようか、なんて思います。

良覺院丁公園のボケが咲き始めました -2017/04/12

戦後通された大きな通り、「五ッ橋通り」沿いにちょっとした公園があります。
「良覺院丁公園」
りょうがくいんちょうと読みます。

もとは、広大な敷地をもつ良覺院という寺院があったのが、どんどん削られ、この小さな良覺院丁公園と、その奥にある茶室「緑水庵」を残すのみとなりました。

この公園は、五ッ橋通りに面した南側に、冬に楽しめるヤツデや夏に咲くシモツケ、そして今の季節の桜など、いろいろ植えてありますが、今回の主役「ボケ」も楽しみな花のひとつです。

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ようやく、固かったつぼみがふくらみ、そしてぼちぼち咲き始めました。

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白い花と赤い花があるのですが、白いほうが先に咲きました。
白といっても真っ白ではなく、ちょっと薄い桃色のぼかしが入ってます。

まだまだ咲き始めなので、これから赤い花も咲いてきて賑やかになりそうです。
世間では「桜!桜!」と騒いでいますが、こういうちょっとマイナーな花もじっくり楽しみたいですね。


2017年4月4日火曜日

良覺院丁公園のボケ、つぼみ固し -2017/04/04

五ッ橋通りの北側、伊達政宗公の愛馬「五島(ごとう)黒」を祀る馬上蛎崎(うばがみかきざき)神社の東隣にある良覺院丁(りょうがくいんちょう)公園。

通りに面した南向き、ボケの木が植えてあります。
花の様子はどうかな?緑水庵の茶室と庭園を見せてもらったあと、ちょっと確認しに行ってみます。

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うーん、まだまだみたい。
でも、近寄ってよく見ると・・・

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うーん、まだつぼみは固いけれど、ほんのちょっとふくらんできている?

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花がパッと開くには、まだもう少し時間がかかりそうです。

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花がまったく登場しないのもナンですので、足元の石垣から首を伸ばすタンポポの花を一枚パチリ。

緑水庵 -2017/04/04

仙台市が管理する茶室「緑水庵(りょくすいあん)」。
月に2回、茶室と庭園が一般公開されます。

この日、朝ちょっと時間があったので、遠回りして出勤。
緑水庵の前を通りかかったら、

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入口の門が開いている・・・そうか、今日は公開日だった。
それでは中を少し覗かせてもらおう!

ということで、中へ入ってみると、茶室の雨戸を開ける音が。
これまでも何度かお話しを伺ったことのある管理人さん。

「公開は9時からなんですけどね~」
時計を見れば、まだ8時半でした。

それでも快く、「ゆっくり見てってください」と。
それでは遠慮なく。

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まだ芽吹いたばかりの、モミジの葉。

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なんともイイ感じです。
茶室のほうを振り返ってみます。

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これまたいいたたずまい。
この茶室は、明治32年に建てられたのだそうです。

「茶室の中へどうぞ。中からの景色もイイですよ」とのお言葉に甘えて。

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うーん、なかなかのもんです。

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茶釜があります。
室内と屋外の明るさの差が大きくて、なかなかコントラスト調整が難しい・・・

ふたたび庭に出て、池の畔へ。

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ちょうど、白いアセビの花が見頃でした。
池の水は震災以来少ないままです。

もともと地下水が湧いていたのが、池自体も壊れ、地下水も井戸も枯れてしまったのを、修理して少しずつ回復していたところに、すぐ近くの青葉通りを通る地下鉄東西線の工事で、とどめを刺された(?)とのこと。

今は、公開日の公開時間のあいだだけ、ポンプで水をくみ上げて池に導いているそうです。

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向きを変えて、裏門へつづくみち。池は写真の左手です。

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ツバキの木もあります。
朝日が射してきて、いかにも「朝っ」という感じ。

十二分に堪能させていただきました。
公開時間前にもかかわらず、こころよく庭や茶室を見せていただいて、まことにありがとうございました。

公開日は、仙台市のホームページ内の「緑水庵」ページでも確認することができます。
お茶会を開くこともできますよ。