2013年12月29日日曜日

西公園、櫻岡大神宮のねこたち -2013/12/29

前日に雪が降ったりして、寒さもこたえる年末のこの日。
櫻岡大神宮周辺にいるねこさんたちはどうしているでしょうか。
ようすを見に行ってきました。

お供はOLYMPUSのカメラとレンズ
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
です。

まずは、神社の脇
「源吾茶屋」の裏で、とことこ歩いてきてすぐそこに座ったねこさん。

E-M1, PC290038
64mm(ライカ判で128mm相当)の中望遠でこれくらいに写る距離(・・・といってもわかりにくいか)だったので、座ったはいいけれどこちらへ睨みをきかす。

そんなに睨むなら近くに座らなければいいのに・・・と思ったら!

E-M1, PC290040
おもむろにおくつろぎ。
ねこの気持ちは計り知れない・・・です。

そしてその後方、枯れ葉が積もっていいぐあいにふかふかな場所に

E-M1, PC290047
ぐっすりお休みのおかたが。
手前に睨むおかたがいらっしゃるので前進することはできず、なんとか望遠いっぱい(200mm, 400mm相当)で。

そのうち十分くつろいだおかたが立ち去ったので、気づかれないように近づいて・・・と思ったら物音に気づかれてしまった!
頭を持ち上げていったんはこちらを見るものの・・・

E-M1, PC290049
 目が開きません。

E-M1, PC290052
これだけ迫ってもだいじょうぶ。
・・・しかし、まったくアクションのないこのおかた。

ほかのかたを探しに境内へ。

・・・いました。

E-M1, PC290055
 こんな寒そうなところで寒そうに。

E-M1, PC290071
こちらもそうとう眠そうです。

さきほどの場所へ戻ってみると、おくつろぎのかたがいた場所に別のかたが座っていました。

E-M1, PC290104
ときどきこちらをみたり、みぎみたりひだりみたりしながら前足をぺろぺろしていました。
お食事のあとだったようです。

E-M1, PC290112
さいごにぺろり。
おなじねこさんとは思えないほどの、表情のかわりよう・・・

XZ-2, PC296694
この日の櫻岡大神宮は、池の水に氷が張るほど寒かったのですが、ねこさんたちはのんびりしたり元気に歩き回ったり、いつも通り過ごしているようでした。

2013年12月25日水曜日

放射冷却の朝 -2013/12/25

秋はなかなか気温が下がらず、紅葉もイマイチだったせんだいですが、冬のはじめもなかなか寒くならず、「このまま春までだらだらいくんじゃ?」などと思っていたら・・・

たまには快晴になって「放射冷却」の朝を迎える日も。

JRで出勤したこの日、東北大学片平キャンパスの北門を入ると

XZ-2, PC256653
右手の建物の入り口脇に立っている大きなモミジの木が朝日を受け、なぜかまだ残っている(色づきが中途半端な)葉を透かしてきれいでした。

もう少し行って正門のほうを見てみると・・・

XZ-2, PC256654
 真っ青な空の真ん中に、ぽつんと白い月が残っていました。(写真ではわかりにくかも)

XZ-2, PC256655
葉の色づきが納得いかなかったサクラの木も、すっかり葉が落ちました。
こうしてみると、やはり冬の景色です。

2013年11月30日土曜日

東北帝国大学理科大学創設の地記念碑 -2013/11/17

東北大学片平キャンパス、正門を入って左手に人知れず記念碑があるのをご存じでしょうか。

E-M1, PB170009

一見「日時計?」などと勘違いしてしまいそうなこの記念碑、じつは「東北帝国大学理科大学創設の地」記念碑なんです。

E-M1, PB170010
 なにやらずらずらっと説明が書いてあります。読んでみましょう。

明治四十一年三月起工
古河家寄附
明治四十五年三月竣工

東北帝国大学理科大学創設の地記念碑

 わが東北大学は、明治四十年(一九〇七年)六月二十二日東北帝国大学理科大学として発足。東北帝国大学の分科大学の一つとして札幌の農科大学とともにこの地に誕生した。
 この理科大学の建物は、実業家古河虎之助氏から創立費の寄贈を受けて建設された。
 最初の建物は、明治四十四年九月この碑の後方に木造二階建が建築され、翌四十五年には片平丁と弾正横丁に面して赤煉瓦二階建が完成した。
 これらの建物は、約三十五年間にわたって、科学の進展と人材の育成とに多大の貢献をなしたが、昭和二十年七月十日の仙台大空襲により不幸にしてその大半を焼失した。
 このたび創設当時建物に用いられた木造屋根の装飾金具および古河家寄贈を印した銅板と赤煉瓦等を配した記念碑を東北大学発祥のこの地に建立することとした。
 われわれは、今六十有余年の昔日に深く想いをいたしよく創設の大業を全うせられ、東北大学隆盛の基礎を築かれた先輩の諸先生の努力をたたえるとともに、深い感謝の意をささげ、あわせてこの栄誉を永く後世に伝えるものである。

昭和四十三年四月二十五日
東北大学

古河家といえば、古河電工で有名な古河財閥です。
史料館の方に伺ったところでは、当時ちょうど古河財閥が足尾銅山の再開発で大もうけしたものの、皆さんご存じの足尾鉱毒事件で国中からたたかれていたときであり、イメージ回復のために莫大な資金をこの東北帝国大学創設に寄附することになった・・・とか。

E-M1, PB170012
この日時計の針のような棒は、建物の屋根についていた金具だったんですね。
そして、

E-M1, PB170014
まわりを固める煉瓦は、当時の建物でつかわれていたものだそうです。
片平キャンパスの中を注意深く見て回れば、さまざまな記念碑やゆかりのアイテムを見つけることができます。

2013年11月4日月曜日

クサギに実がつきました -2013/11/01

先日の記事でご紹介した、東北大学片平キャンパスのクサギの木。

このときはきれいな花が咲いていた9月半ばでしたが、月日はめぐって・・・11月。

XZ-2, PB015991
白い花はおちて、黒い実がおさまっています。

XZ-2, PB015988
花が咲いている時期ならともかく、実だけになった木を見上げて写真を撮っている姿は、かなり怪しかったかもしれません・・・

XZ-2, PB015991
場所は、柳町通りの西の端、片平丁の通りに出るちょっと手前です。
西を向いて、左手が現在の片平会館、そして放送大学宮城教育センター(旧東北帝国大学理学部生物学教室)、右手は片平丁小学校のグラウンド・・・

この界隈は、四季を通じていろいろな植物、花が楽しめるので、お気に入りのお散歩コースのひとつです。

2013年10月2日水曜日

ラブミー牧場の看板が・・・ -2013/10/01

先日お伝えした、柳町通りの居酒屋「ラブミー牧場閉店」の話題。
9月半ばに閉店したのですが、10月に入り、たまたま通りかかった店の前。

XZ-2, PA015538
何かが足りない、と思ったら
横向きになっていた「ラブミー牧場」の看板がなくなっている!

そんな光景を見ると、「ああ、やっぱり店じまいしたんだなあ」と実感します。

ちなみに、左側の「焼肉とこと~ん」は、ずいぶん前に閉店したのですが、看板はしぶとく残ってます。

2013年9月17日火曜日

台風18号が去った後の東北大学史料館 -2013/09/17

前日に台風が仙台を直撃し、全国的にも大きな被害を出して去った後、予想通り「台風一過」の快晴の空が見られました。

朝、東北大片平キャンパス内から正門のほうを見てみると、東北大学史料館(旧東北帝国大学附属図書館)が。

XZ-2, P9175290
 美しいのですが、このアングルだとちょうど日の陰になってしまいます。残念

お昼前、こんどはまともに日光を浴びる裏側からチャレンジ。

XZ-2, P9175292
震災の被害を受けた建物が修理を終えて、いちばんきれいなときです。
ガラス窓に青空が映ってます。

うしろの大学院生命科学研究科の建物が邪魔なほど無粋に見えますね。

さすがは大正の建造物!

気をよくして、夕暮れどきにもまた通りかかったときにレンズを向けてみました。

XZ-2, P9175308
たそがれどきもまた趣があります。
無粋な生命科学研究科のビルも暗くなって目立たないのがかえっていいですね。
右側は多元物質科学研究所の科学計測研究棟(旧科学計測研究所)の建物です。

このあたりはよく通るので、チャンスさえあればシャッターを切ってます。
私ほど史料館の建物を写真に撮っている人もそう多くはないのではないでしょうか。

旧東北帝国大学理学部北側のクサギ -2013/09/17

片平丁の通りから、北に片平丁小学校、南に放送大学宮城学習センター(旧東北帝国大学理学部生物学教室)を見ながら東西に走る通り(東へずーっと行くと柳町、この通りも柳町通りと呼ばれます)を入っていくと、樹木や草花が咲くエリアがあります。東北大学片平キャンパスの北の端、片平会館入り口の門の手前・・・

5月にはシャガが咲き乱れるちょっとしたスポットですが、9月の今の時期はそれほど目を引く花などは見られません。しかし注意して見てみると・・・

XZ-2, P9175294
5月にはシャガが咲き乱れるちょっとしたスポットですが、9月の今の時期はそれほど目を引く花などは見られません。しかし注意して見てみると・・・

E-5, P9176309

 ちょっと目線より上に、赤いかたまり、そして白いぽつぽつが見えます。

クサギの花です。
赤いのは萼(がく)で、そこから白くて丸いつぼみ(?)が「ぽこっ」と出てきて「ぱっ」と開きます。中からは上に反り返る4本のおしべと、下に垂れ下がる1本のめしべ。
なかなかきれいな花です。

E-5, P9176310
ちょうど、つぼみが出てこようと顔を出したもの、つぼみが出てきたもの、そして花が終わってしおれたものがあります。
トリミングしてみました。

2048x1536にトリミング、640x480にリサイズ
花が終わると、赤い萼がパカッと開いて、黒くて丸い実ができます。

クサギについては、じつは最初に意識して見たのは実のほうでした。
仙台城址本丸に上がる途中で見つけたものでしたが、その後、花も写真におさめることができ、満足したのを覚えています。

それがこんなに身近な場所にあったとは。
東北大片平キャンパス周辺には、侮れないスポットがたくさん埋もれています。

2013年9月10日火曜日

ラブミー牧場、36年の歴史に幕 -2013/09/09

柳町通りに、「ラブミー牧場」という居酒屋があります。

XZ-2, P9095195
「ジャンボおにぎり」「ジャンボコロッケ」など、ジャンボなメニューで有名です。
このラブミー牧場が、閉店とのニュースが!河北新報でも報じられました。

昼休みに様子を見に行ってみると・・・

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なにやらメッセージが。

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正面には、感謝のメッセージ。そして脇には・・・

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お知らせ

昭和53年に開店して以来、36年の長きにわたり、皆様のご支持をいただき本当にありがとうございました。
この度震災の影響で、入居しているビルを取り壊すことになり、この場所での営業を、9月8日で終了することとなりました。
皆様のさまざまな思い出が詰まったこの場所を失くすのは本当に心苦しいのですが、9月9日(月)から9月13日(金)の間皆様とともにお別れ会をしたいと思います。(料金はフリー)
期間中はどなたでも自由に参加していただき、思い出を掘り起こしていただければと思います。同時に店の飾り物をお客様の言い値でお譲りします。
たくさんの皆様のお出でをお待ちしております。
本当に長い間のご愛顧まことにありがとうございました。

ラブミー牧場

XZ-2, P9095194
柳町通りの様子も、また変わってしまいますね。

東北大学史料館の夕暮れ -2013/09/08

東北帝国大学附属図書館だった、由緒正しい建物。現在は東北大学史料館となっています。
大正14(1925)年に建てられたとのことですから、今年で築88年!

「1階部分のレンガの外壁と2階の白壁の対比、そしてアーチの窓と屋根上の小塔がロマンを感じさせる建物です。」(「東北大学片平キャンパス界隈お散歩マップ」片平たてもの応援団編より)

2013年9月8日、この日は日中とても天気がよく、夕暮れどきもいいムードでした。

XZ-2, P9085165
 震災で受けたダメージもきれいに修復され、9月27日の展示・公開の再開を目指して準備が着々と進んでいるようです。

出張のため初日はムリですが、早いうちに見に行きたいです。

2013年9月6日金曜日

東北大片平キャンパス南門付近 -2013/09/01

東北大学の片平キャンパスは、東西に走る道路でスパッと分かれています。
北キャンパスには大学本部をはじめ、多元物質科学研究所、流体科学研究所、大学院生命科学研究科、法科大学院などなどがあります。そして南門を隔てて南キャンパスに行くと、通信科学研究所があります。かの有名な「光通信発祥の地」つまり、光ファイバーがここで誕生したというわけです。

そして南キャンパスで忘れてならないのは、片平中央体育館があるのですが、ほかにも見所(?)はあります。

XZ-2, P9015042
 写真の右側に南門があります。そしてその横、写真中央には元東北大学生協本部があった、歴史を感じさせる建物があります。

かつてここには、眼鏡屋さん、時計屋さん、そして床屋さんがありました。
そしてその向こう側、小さな建物がくっついています。これは学友会卓球部、学友会写真部、フォークダンス同好会などが入るサークル棟なのです。

中に入って近くまで行ってみましょう。

XZ-2, P9015043
 かつて、写真右側には古い建物がありました。学内循環バスの車庫だったりしたこともあるそうですが・・・
今年に入ってから、一気に取り壊され、新しいビルが建てられています。

災害なんとかセンター・・・だったと思いますが、後日ちゃんと調べてみます。
上の写真の左奥に写っている工事中のビルです。

片平キャンパスもずいぶん様変わりしつつありますね。

2013年8月28日水曜日

快晴、かつカラッと -2013/08/28

今年の夏も暑かった。
でもここ数日、天気は良くても湿度が低めなので、かなり過ごしやすくなってきました。

朝の弾正横丁です。
弾正横丁とは、西は片平丁、東は北目町に至る東西の通りです。東北大学片平キャンパスの北門前を横切っています。

XZ-2, P8284995
写真は、東北大学金属材料研究所正門、1号館の建物を見ながら西向きに撮ってます。
右端の植え込みは、本多記念会館のものです。

ものすごく青い空がきれいだったので、思わずカメラを取り出してシャッターを切りました。

2013年8月25日日曜日

ヤブカンゾウかノカンゾウか -2013/08/08

3日前にはじめて見つけたナツズイセン。
この日はコンパクトカメラだけでなく一眼レフカメラも持って出かけました。

E-5, P8085454
3日前にはまだつぼみも多かったですが、この日はかなり咲いてました。
しかし、よく見るとひとつだけオレンジ色の花がまぎれています。

E-5, P8085455
こちらはきちんと葉もあります。
調べてみたら、これは「ヤブカンゾウ(藪萱草)」という名前のユリ科の花だそうです。

E-5, P8085456
ちょっとくしゃくしゃっとして、もう花の盛りを過ぎてしまっているのかと思ったのですが、そういう花みたいです。
似た花に「ノカンゾウ」というのもありますが、こちらは一重咲き。一方ヤブカンゾウは八重咲きということです。 
この花、ちょっと微妙ですね。

一重のノカンゾウがしぼんで枯れかかっている姿とも見えるし、もともとくしゃくしゃ八重咲きのヤブカンゾウとも見える。

ちょっと自信なくなってきました。

片平丁通りの石垣は自然の花壇 -2013/08/05

四季折々、片平丁の石垣は様々な草花を楽しむことができます。
丁度西を向いているので、午後から日没まで、とても日当たりが良いのです。

弾正横丁を渡ってその北側、片平市民センターの道路を挟んだ向かい側に続く石垣は、東北大学金属材料研究所の駐車場を縁取る、もと武家屋敷の遺構そのものです。

もっと北側に、原田甲斐邸あとである仙台高等裁判所があり、こちらも石垣がありますが、その門の北側は(たぶん)新しい石垣、南側も当時のものではないのではないかと思われます。

さて、その石垣の隙間から必死に茎を伸ばして咲くムラサキカタバミの花です。

XZ-2, P8054666
石垣の石は厚みがあり、根を張っている土は、かなり奥の方にあるのでしょう。そこから石のあいだを縫って外へ顔を出し、日の光を受けるよう花を上に向けて必死な様子が見られます。

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 こちらはそれほど苦労していないようです。
石垣の石のあいだから・・・というわけではなく、地面から生えています。

放送大学宮城学習センターのナツズイセン -2013/08/05

2013年の梅雨明けは8月までずれ込み、とくに7月後半はけっこう雨続きで気が滅入ってしまいました。
8月3日、ようやく南東北が梅雨明け。その2日後の8月5日です。

片平丁通りのすこし北より、東北帝国大学理学部生物学教室があった場所に、今は放送大学の宮城学習センターがあります。
古い建物が残り、その周辺には様々な植物が植えられた庭になっていて、西側は片平丁通りに、北側は柳町通りに面しています。

片平丁通り側、低めの石垣、黒い柵越しにピンクの花を発見。

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 ユリの花のような、でも太くて丈夫そうな茎と、一枚も葉がないその異様なお姿。
調べてみたら、この花は「ナツズイセン(夏水仙)」というヒガンバナ科の花だそうです。

もともと中国原産で、かなり古い時代に日本にやってきて帰化したとのこと。
この界隈は何年もお散歩コースとして歩いているのですが、「こんな花が咲いているなんて」はっきり認識したのはこれが初めてでした。

XZ-2, P8054669
柵の内側から外を覗いているようです。柵の向こう側は片平丁の通りです。
この写真を撮るために、ぐるっとまわって入口から中へ入りました。

前々からここにいたのか・・・それにしても、こんなに目立つ花にいままで気づかなかったなんて。

2013年8月16日金曜日

馬上蛎崎神社のねこさん -2013/08/16

この日のお昼、良覺院丁公園でセミの抜け殻観察を堪能したあと、おとなりの馬上蛎崎(うばがみかきざき)神社へと足を踏み入れました。

すると、本殿のほうから私に呼びかける声。

XZ-2, P8164811
毛並みも立派なねこさんでした。
カメラを向けながら少しずつ近づきます。

XZ-2, P8164812
すると、ねこさんもこちらへ出てきました。

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「なーーーおぅ」と鳴き終わったときの表情です。

XZ-2, P8164814
 その場にしゃがんで、少し見上げるようにカメラを構えたら、身構えてこちらをグッとお睨みになられました・・・

しばし対峙した後、「それでは失礼いたします」とその場を去りかけて振り返ってみると・・・

XZ-2, P8164815
 「おや、もう帰っちゃうのかい?」

この毛づや、もしかしてご近所の飼い猫でしょうか?

良覺院丁公園でセミの抜け殻ウォッチング -2013/08/16

今年の梅雨明けは8月あたままでずれこみ、それでもしばらくは気温の低い日が続きましたが、8月も1週間ほど経ったあたりから最高気温がようやく30℃をこえるようになり、やっと夏らしくなってきました。

仙台市街のセミの声も、ニイニイゼミからミンミンゼミ、アブラゼミそしてツクツクホウシと、順番に入れ替わっていきます。

良覺院丁公園に立ち寄ってみました。

XZ-2, P8164800

ヤブランの紫色のつぼみが膨らんでいました。もうそんな季節か・・・と思ったら、「お!」

XZ-2, P8164803
なんとも不安定な場所で脱皮したもんだなあ・・・
もっとよく辺りを探してみよう。

すると、けっこうあるある

XZ-2, P8164809
結構前のめりな体勢。ほんとうに無事に脱皮できたのか?

XZ-2, P8164810
かなりの接近戦。
まさか同じ時間帯に、同時脱皮というわけではないでしょうな。

XZ-2, P8164807
木の下には幼虫が抜け出た穴があちこちに。
そばにこんなに立派な木があるのに、なぜあんな頼りない草の上で脱皮するのか・・・不思議です。