2015年5月26日火曜日

学都記念公園のニワゼキショウ -2015/05/20

東北大学片平キャンパスの中央にある、学都記念公園は、芝生があり桜の木々がありと、キャンパス内の学生や職員だけでなく、ご近所のみなさんの憩いの場となっています。

ヒメオドリコソウのピンクのあとタンポポが咲いて黄色一色だったのが、シロツメクサの白一色に置き換わり、ハルジオンのピンク・・・そして今、ニワゼキショウの薄紫が。

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背が低くて、あまり目立たないので気付かない人も多いかもしれませんが、なかなかいい趣を醸し出す花です。

黄色いブタナの花もぼちぼち咲き始めましたが、そろそろ草刈りが入りそうで、その前に一度カメラを持って見て回りたいのですが、果たして間に合うでしょうか・・・

2015年5月17日日曜日

樹齢・・・に、27年? -2015/05/11

仙台は、メタセコイア(あけぼの杉)が多いことをご存じでしょうか。

メタセコイアは古代の木で、化石でしか見ることのできない絶滅種とされていたのが、1945年に中国で発見され、その後仙台にも3本送られたとのこと。

今では、いたるところにりっぱなメタセコイア並木があり、東北大学片平キャンパスにも北門の並木、そして金研から東北大学史料館へ抜ける道沿いの並木(なぜか端の1本だけイチョウの木)があります。

最初の3本のうちの1本が片平丁の通りに面した金研駐車場と放送大学宮城学習センターのあいだに立っていて、仙台市の保存樹木に指定されています。

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並木になっている木は枝が剪定されていたり、ちょっと窮屈そうに見えますが、こちらは1本独立に立っているので、なんだかのびのびしているように見えます。

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脇には、保存樹木であることを示す立て札が。
昭和50年に指定されたのか・・・ん?

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樹齢約・・・27年!
ということは、戦後まもなくですね。
中国で発見されたのが1945年(昭和20年)ですから、まあおかしくはないのか。

それにしても、保存樹木に指定されてからでも40年しか経っていません。ということは現在の樹齢は約70年。
臥龍梅なんかの樹齢200年とかを見てきているので、こんなあたらしい木が保存樹木に指定されるとは、やはり「生きた化石」だからでしょうか。

魯迅の下宿、佐藤屋・・・だいじょうぶ? -2015/05/12

このブログでも何度か登場しましたが、片平丁の通りのまんなかあたり、西側にある佐藤屋
魯迅が仙台へ留学していたときの下宿先として有名です(住んでいたのは半年ほどだったそうですが)。

この日の朝、JRで出勤したのですがちょっと早かったので、少し遠回りして片平丁の通りを歩きました。

道路の向かい側から見た佐藤屋の建物。

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かなりゆがんでいて、ちょっと心配です。
右隣にあった、やはりかなり古い建物は、最近取り壊されてしまいました。

大丈夫なのか、少々心配です。

柳町は野草の花盛り -2015/05/03

柳町通りには、大日如来など見どころもあり、散歩コースにときどき組み入れています。
この日は、道端やビルの隙間などに目をやりながらの散歩です。

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歩道の脇にさりげなくピンクの花。
名前がわからないので、いま調査中です。
(2015年5月24日追記:この花は「ヒメフウロ」であることがわかりました。というか、以前ちゃんと調べて名前がわかっていたのですが・・・)

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人が植えたわけでもなく、ただそこに根付いて茂り、花をつけただけの雑草ではありますが、花はなかなかきれいなものです。
どこか近所に植えられていたものが、タネが運ばれてここにやってきたのかもしれません。

少し歩くと、またべつのピンクが。

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こちらはすこしピンク色が濃いです。
これも、かってに生えて勝手に咲いているのですが、どこかで植えてあったものからタネが運ばれてきたものではないでしょうか。


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これも、名前を調査中です。

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こちらは野草の定番、ハハコグサです。
これをあえて鉢に植えて・・・なんて人はほとんどいないと思います。
道端ならでは、といえます。

これより少し前の時期には、紫が鮮やかなスミレ(ノジスミレかも?)も咲いていました。
柳町の通りは、人通りや車の通りも激しくなく、ゆっくり野草散歩を楽しむことができます。

春の片平丁、石垣、小さい花 -2015/04/30

2015年の黄金週間は、かなり休日が多いようです。
この日は連休最初の休日。

天気も良かったので、片平周辺をぶらぶら散歩。
片平丁の通りを北から南へ歩きます。

裁判所の石垣を見ながら歩くと、赤っぽいもしゃもしゃの中に黄色い点が目にとまります。

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アカカタバミの花です。

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赤くないふつうのカタバミも。
石垣のあいだから咲いている花は、ちょうどいい高さで撮りやすいのですが・・・

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地面から咲いている花は撮るのが少々きついです。
片平丁の道路を渡った向こう側は崖になっていて、広瀬川を見下ろすことができます。
評定河原橋、瑞鳳殿がある霊屋の森、遠く仙台城本丸も見えます。

さて、この石垣周辺では、ふつうのタンポポとちょっと違う、オクウスギタンポポ が咲いていて、この時期の散歩の楽しみのひとつなのですが、今年はなぜか少ないです。
4月のあたまに一輪だけ咲いていたのを撮るチャンスを逃したら、あとは花が見られませんでした。

がっくり来ていたのですが、意外なところで見つけました。

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放送大学の宮城学習センター、東北大学金属材料研究所うらの駐車場脇です。
たくさん咲いています。

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この日のお散歩の最後をしめくくるのは、東北大学片平キャンパス北門を入ったところに並ぶ、メタセコイアの緑。

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葉が出始めたときは、薄緑がきれいでしたが、もうすっかり葉も茂り、青空をバックにすると初夏の景色のようです。

連休中は、天気が良ければ近所の人たちで賑わいます。