仙台は、メタセコイア(あけぼの杉)が多いことをご存じでしょうか。
メタセコイアは古代の木で、化石でしか見ることのできない絶滅種とされていたのが、1945年に中国で発見され、その後仙台にも3本送られたとのこと。
今では、いたるところにりっぱなメタセコイア並木があり、東北大学片平キャンパスにも北門の並木、そして金研から東北大学史料館へ抜ける道沿いの並木(なぜか端の1本だけイチョウの木)があります。
最初の3本のうちの1本が片平丁の通りに面した金研駐車場と放送大学宮城学習センターのあいだに立っていて、仙台市の保存樹木に指定されています。
XZ-2
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並木になっている木は枝が剪定されていたり、ちょっと窮屈そうに見えますが、こちらは1本独立に立っているので、なんだかのびのびしているように見えます。
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脇には、保存樹木であることを示す立て札が。
昭和50年に指定されたのか・・・ん?
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樹齢約・・・27年!
ということは、戦後まもなくですね。
中国で発見されたのが1945年(昭和20年)ですから、まあおかしくはないのか。
それにしても、保存樹木に指定されてからでも40年しか経っていません。ということは現在の樹齢は約70年。
臥龍梅なんかの樹齢200年とかを見てきているので、こんなあたらしい木が保存樹木に指定されるとは、やはり「生きた化石」だからでしょうか。
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