2014年11月11日火曜日

放送大学宮城学習センターのモミジ -20141109

片平丁の通りを北から南へ歩いて行くと、片平丁小学校を過ぎたところに放送大学宮城学習センターがあります。

ここは、かつて東北帝国大学の理学部、生物学教室があって、その敷地内に植物標本園がありました。
古い建物が、いまでも放送大学として使われています。

片平丁に面した一角は、駐車場として使われているのですが、立派な木や草花が茂っています。

XZ-2, PB090717
そのなかでひときわ目を引くのがこのモミジの木。
だんだんいい具合に色づいてきました。

この木は、べったり真っ赤になることはなく、葉の色にきれいなグラデーションを出します。

XZ-2, PB090724
 葉脈のところがきりっと濃いすじになっていて、葉は真っ赤にはならずオレンジがかった薄めの色で、縁に向かって色が薄まっていく絶妙のグラデーションです。

XZ-2, PB090725
 葉がまだ緑の木をバックにしてみると、いっそうこの木の葉の色が際立ちます。

敷地の中へ入ってこの木の下から片平丁の通りを見てみれば・・・

XZ-2, PB090722
 向かいに、かつて魯迅が留学していたとき、半年ほど住んでいた下宿「佐藤屋」があります。

このときは、ちょっと雨がパラパラ降っていましたが、かえって紅葉の色が鮮やかになって、いいタイミングでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿