2014年1月1日水曜日

本家蛎崎神社 -2014/01/01

明けましておめでとうございます。
2014年が始まりました。初日の元旦、私はいつもお昼のお散歩で訪れている片平の「馬上蛎崎(うばがみかきざき)神社」のルーツ、川内追廻にある本家「蛎崎稲荷大明神」に行ってきました。

全国的に有名な仙台城本丸。ここには知らない人はいない「伊達政宗公騎馬像」があります。
そしてその東側には高い石垣、そして崖。

その下に、小さな稲荷神社があることはあまり知られていません。

このブログで何度かご紹介している、良覺院丁公園横の「馬上蛎崎神社」は、伊達政宗公の愛馬「五島」を祀る神社ですが、それは明治4年に移されたものです。
そのオリジナルが、今回ご紹介する「蛎崎稲荷大明神」。

青葉通りから仙台城へ向かって坂を下り、大橋を渡って最初の信号。
右は国際センター、そして左は片倉小十郎の屋敷跡の角を曲がって、青葉山公園テニスコートに向かいます。
右手に仙台城三の丸の堀である長沼を見ながら進むと、

XZ-2, P1016728

テニス場のクラブハウスが左手に、右手に駐車場がある場所にたどり着きます。
駐車場のほうを向くと・・・

XZ-2, P1016704
 垣根の間を駐車場へ向かう道の途中に垣根が途切れた部分があり、その先に赤い鳥居が見えます。

XZ-2, P1016709
石でできた狐はかなり新しそう。
鳥居をくぐってさらに奥へ・・・

XZ-2, P1016710
 手前のみっつはきれいな鳥居、でも一番奥のひとつだけ、あしもとが朽ちています。
くぐり切って振り返れば、

XZ-2, P1016711
 道路を隔てて向こう側にテニス場が見えます。

更に上には、もうひとつ鳥居が。

XZ-2, P1016712
これをくぐって右を見ればそこには・・・

XZ-2, P1016713
ありました。ちいさな祠。
階段を上っていきます。

XZ-2, P1016714
ほんとうに崖のすぐ下に建っています。
祠をのぞいてみると、

XZ-2, P1016716
お正月らしく、おもちが供えられています。左手にあったのは、

XZ-2, P1016718
「蛎崎稲荷大明神」
大明神というわりにはかなりこじんまりしていますが・・・

XZ-2, P1016719
かなりたくさんの鈴、ひもはかなり年期が入っています。意外とお願いしにくる人が多いんでしょうか。
左手には、昭和48年に立てられた石碑がありました。

XZ-2, P1016721
下のほうに、「五島馬頭観世音」「蠣崎大明神」と書いてあります。
やはりここが、政宗公の愛馬「五島」を祀る神社ということがわかります。

XZ-2, P1016724
見上げてみれば、やはり崖下ぎりぎりに建てられているというのがわかります。
本丸からここまで落ちてきたんでしょうか・・・

帰りに、片平の馬上蛎崎神社のほうへ寄ってみました。

E-M1, P1010025
こちらも決して大きな神社というわけではないですが、立派な石造りの鳥居、瓦葺きの本殿・・・本家を見てきた後だと、かなり立派に見えます。

E-M1, P1010026
 五橋通りに面しているサザンカの垣根に赤い花が咲いていました。

XZ-2, P1016735

今回は、片平界隈情報ブログ新春特別企画、番外編でした。
今年は午年だし、馬を祀る神社の話題はまさにベストマッチな企画だと思うのですが・・・

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