2014年3月13日木曜日

壱弐参(いろは)横丁 -2014/03/11

サンモール一番町のアーケードを南町通りから入ってすぐ、本の金港堂、牛たんの利久を過ぎて右側にある「壱弐参(いろは)横丁」。

もとは中央市場と呼ばれていて、戦後の闇市がルーツとのこと。
昔からある立ち食いそば屋「丸富」の脇から横丁を入っていってすぐ、丸い大きな提灯に大きく「二代目」と書かれている居酒屋があります。その名も「居酒屋二代目」。

ここは20年以上前、私が学生のころによく通った「やまびこ」という居酒屋が店じまいしたあとに入りました。
内装はほとんど昔のまま使われています。

狭いカウンター、そして奥の狭い階段を上がって2階の座敷、というつくり。

今回はカウンターで。
ふと前を見ると、おもしろいものが。

XZ-2, P3117379
「春夏冬二升五合」

・・・?
これはいったいどういう意味だ?

ということで、店主に訊いてみました。

まず、「春夏冬」・・・「秋がない」ので「商い」つまり「商売」ですね
そして、「二升五合」 ・・・「二升」は「ますます」、「五合」は「一升の半分」つまり「半升」、あわせて「ますますはんじょう(繁盛)」です

「商いますます繁盛」

となります。

「春夏冬」のところを「一斗」にして「一斗二升五合」とする場合もあるようで、このときは「一斗」は「五升の倍」なので「ご商売」と読みます。

実におもしろいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿