2012年7月17日火曜日

東北大学片平キャンパスのネムノキ -2012/07/16

以前紹介した、東北大学片平キャンパス南エリアにある「サークル棟」。

by OLYMPUS E-5 + ZD12-60, on 2012/05/24

中央エリアのサークル棟は、もう少し新しいので比較的きれいですが、こちらは年季が入りすぎてかなりヤバイ感じです・・・

さて、このサークル棟の前に大きな木があります。
いつもはそれほど気にしていないのですが、この日は自然に目が行きました。
というのも・・・

by RICOH GXR + S10, on 2012/07/16
南門からキャンパス南エリアに入ってすぐ左へ、東に向かって進むと
木に花がいっぱい!
この木がネムノキだったことをあらためて実感させられます。

ちなみに、右の白い建物は東北大学電気通信研究所(通称「通研」)です。あまり知られていないかもしれませんが、ここは「光通信発祥の地」なのです。
この通研で、はじめて光ファイバーが開発されたんですよ。

by RICOH GXR + S10, on 2012/07/16
ネムノキの花は、マメ科の遠い親戚とは思えない独特の形です。

by RICOH GXR + S10, on 2012/07/16
ちょっと回り込んで、北の方を向いて撮った写真です。
左手前にネムノキ、奥にサークル棟、そして道路を挟んだ向こうには東北大学多元物質科学研究所(通称「多元研」、旧素材工学研究所(素材研)、さらに遡って旧選鉱製錬研究所(選研))の建物、さらに遙か後方には、東北学院中学・高校跡地に建てられたウエスティンホテルが入るトラストタワービルとその右(木で隠れてしまってますが)に、宮城女子大学跡地に建てられたSS30(住友生命仙台中央ビル)が見えています。

SS30は、私が仙台に来た翌年1989(平成元)年青葉城址の伊達政宗騎馬像がある展望台から仙台市内を見下ろしたとき正面に見える、シンボルマーク的存在でしたが、トラストタワービルが手前にどーんと建てられた2010(平成22)年8月以降は、青葉城址から見ることが出来なくなりました。

東北大学片平キャンパスの南エリアは、青葉山ゴルフ場跡に建設される新キャンパスへの片平キャンパス全面移転計画のなかで、土樋にある東北学院大学に売却されることになっていましたが、その後通研が移転しないことになって、売却は「南エリア全体」から「南エリアの南半分」に縮小されたとのうわさを聞いています。

売却予定地には、先にこのブログでも紹介した「SKK」(旧仙台高等工業学校)の建物があります。
将来、この東北大学片平キャンパス南エリアがどう変わっていくのか・・・気になります。

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